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共和党の混沌

2023年10月7日土曜日

アメリカ社会

🍔今日のアメリカ 

先月、都会からジョージア州の田舎にブロ友さんが引っ越してきました。車を運転せずとも暮らせる都会の快適な暮らしから南部の片田舎への転勤で、かなりショックを受けておられた様子でした、、、



でも、ジョージア州って未来のアメリカの姿を実現しつつある、みたいな感じだと個人的に思ってます。たかだか在米4年強の私が言っても説得力ないですけど。。。励ますつもりでそんなことを書いてお送りしたら、「正しいと思います。人権運動の発祥の地であり、他人種で成り立っている大都市、そして国際的大企業のお膝元でもあり、優秀な人材を排出する大学もある。」とお返事をくださいました。

若者や有色人種に支持される民主党と、経済・倫理的保守の白人層が支持層の共和党。ジョージア州はもともと強い共和党基盤だったところに、アトランタを中心に都市部から民主党が勢力を強め、アフリカ系・アジア系の投票率向上でリベラル・保守拮抗の「スイングステート」と呼ばれる状態になってきました。州知事は共和党ですが、アトランタ市長は民主党、大統領選も民主党、現在はトランプの裁判もやってます。僅差で当選した州知事は早くからトランプと距離を置き、自州の現況に配慮しつつかじ取りしているようです。

アトランタに行くといつも思います。ミシシッピやアラバマに比べてずっと人種ミックス度が高く社会が成熟していると。優秀なジョージアテック大学の人材を活用すべくGoogleの東部拠点が作られ、古く薄汚くなった郊外の再開発も進められています。若く賢い人たちが当地に残れば、今のアメリカでは必然的に民主基盤が強くなります。数年後にはスイングステートから「ブルーステート」になるでしょうね。

お隣アラバマ州は自動車関連企業の誘致が勢いづいてます。南部で工業系の工場で働くのはだいたいが若い黒人ですし、アラバマ大学から地元に残る学生も増えるでしょうから、アラバマ州といえども10年後くらいには保守盤石じゃなくなってるかも。



ここ最近のアメリカ下院議会のゴタゴタを眺めていると共和党の限界を感じます。落としどころが定まらず、完全に迷走中、、、

今年1月に15回の投票の末なんとか決まった下院議長のマッカーシー氏。


結局、共和党内部分裂で解任されました。首謀者はこの時と同じゲイツ氏ですが、造反した8名のメンツがこの選挙の時とまた違っていました。仲間が増えているってことなんでしょう。次を決めなくちゃなりませんが、内部分裂してるんですから簡単じゃないですよね、普通に考えたら。

民主党は高みの見物ですが、、、過半数を持つ野党の内部分裂は政権にとってデメリットは少ないでしょう。

相変わらず共和党時期大統領候補の支持率はトランプが独走中、、、この前の裁判で有罪だったのよ、この人。2024年もバイデンvsトランプって、、、共和党の皆様、マジですか?!

バイデンおじいちゃまはニコニコしてます😆

民主党はバイデンさん再選で決まりのようですが、この前ペロシ女史がテレビのインタビューで「大統領はランニングメイトをハリス副大統領にするつもりのようだけど、これが一番の大問題!」と仰ってました。ペロシ女史は「ハリスじゃ勝てない」と思ってるんでしょうね。これもちょっと今後が気になります。

内輪もめしてるんでさっぱり盛り上がらない次期大統領選、、、アメリカの市井の人たちはどう思っているのかな。。。

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