🍔今日のアメリカ
熱波到来。しばらく体温以上の日が続きます。最低気温が25℃より下がらないので公園でのウォーキングも中断中。
今日は、「今が幸せ」と書かれたブログを読んで自分のことを思いました。
10代は優等生、20代30代はバリキャリだった私を知っている方々の中には、40代前半の海外駐在帯同以降は正職に就かず主婦生活を続けている私を不憫に思っている人もいるかしら?
自分では一度もそんなことを思ったことはありません。
私はパンが好きで製パン企業に就職したわけではありません。子供の頃からお菓子作りは好きでしたけど、それが仕事につながるなんて考えたこともありませんでした。
ただ運が良かった。
研究職に就きたくて入った大学には食品加工の授業があり、今思えばそれが人生で初めてのパン作りだったわ。望み通りの研究職に就いたのは大手の製パン企業でした。研究職ですから仕事でパンを作る機会はありませんでしたが、たまたま「適齢の男性社員はもう全員終わってて適当な人がいないから」という理由で外部の製パン技能講習に半年間通わせてもらえることになりました。本格的に自分でパンを作ったのはこれが最初です。
自己都合のタイミングも重なって、これ以降は研究職を離れて製パン技術者に。
もともとお菓子作りが趣味だったので素養はあったんでしょう。パンが好きだったのか仕事が好きだったのか、今となってはどっちでもいいですけど、そのまま『パン道』を行く人生になりました。
「好きなことが仕事になった」というよりは、「仕事が、好きなことだった」という感じです。
恵まれている、と自分でも思います。
自分の一番好きなことを探求すればするほど専門知識が増えて仕事にも役立つ。なんて好都合なんでしょう!😁
駐在帯同でブランクもできましたが、それまでに専門技能として身につけられたからこそ後の仕事にも役立ちました。さらに、パン屋じゃないところでパンを作る機会を得て、”パン屋が知らないパン作り”も勉強できました。掘っても掘っても奥がある!
アメリカ駐在専業主婦の現在は全くの趣味でしかありませんが、そうは言っても”趣味のパン作り”は毎日の美味しい食事になるわけで、経験も勉強も1ミリたりとも無駄にはなりません。
パン作りは、家族から「無駄」と言われない良い趣味ですね😜
自分のために増やした知識や経験は、幸いなことにブログやSNSを通じて困っている人の役に立ち、さらにはより専門的に相談を受けたりお手伝いすることも増えてきました。最近は世界中のパン焼きさんたちのコミュニティにも参加しています。海外のトレンドや情報が得られ、英語の読み書きの練習にもなる。
「好き」から世界はどんどん広がっていく。「今日は何をしようかな」なんて、専業主婦になってからも一度も思ったこと無いです。
好きなことがあるというのは幸せなこと、改めて思った今日です。
読んでいただきありがとうございました。最後にブログトップの応援ボタンを押してくださると嬉しいです。お互い良い一日になりますように(^^♪
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