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屍を超えてアメリカへ

2023年5月12日金曜日

アメリカ社会

🍔今日のアメリカ

ここのところ、また中南米からの不法移民のニュースが多いです。

森を歩き、川を越え、時に死体や骸骨さえ見て見ぬふりをしながらアメリカを目指して逃れてくる人々のニュース映像を見ていると、「自分と生まれた国が違うだけなのに、、、」と何とも言えない気持ちになります。
 

ここ最近は「Title 42」というワードがさかんに聞こえてきます。

新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に2020年3月に導入されていた不法移民を即時送還できる措置「タイトル42」が失効する

新型コロナを理由に移民をメキシコ国境で門前払いする措置が撤廃されるので、アメリカに入国できるようになるという噂を信じる人たちが押し寄せている。


もちろんそんなことは許されず、アメリカ入国に値するそれ相応の理由が無い場合は入れない。「自国を逃れるのが目的なら最初に入国した他国で保護を求めるべき。メキシコを通過してアメリカ入国は許可しない」とか、そういう新たな規制があるようです。

アメリカの不法移民問題って本音と建前があって、本気で解決しようなんて誰も思っていないし、どうすれば解決なのか答えなんかないでしょう。

2年前にもこんなこと書きましたが、今はより強くそう思います。



トイレ掃除、ゴミ集め、芝刈り、土建、食肉処理、農業、アメリカでの3K(きつい・汚い・危険)仕事は、奴隷さながらの条件で中南米移民の人たちがしてる。

マッサージやネイリストは中国人やベトナム人。

スーパーマーケットや工場で働くのは英語が話せるヒスパニック系か黒人。


人種間にヒエラルキーがあるので、就業にも格差がはっきりある。


きちんと教育を受けた若い女性が「ネイリストになりたい」って日本では珍しくないですけど、アメリカではあまり理解されないんじゃないですかね?

以前に同じアパートに住んでいた日本人奥様はアメリカで中国人に間違われることが多く(見た目がたしかに、、、)、買い物中にスパオーナーに「うちで働かないか」とスカウトされたことが何度もあると言っていました😂


経済の底辺を支える「奴隷」にはいてもらわないと困る、というのがアメリカの本音。それほど安い労働力がありながら、なんで物価がこんなに高いのでしょう?

それが、宇宙旅行を心待ちにする超富裕層がわんさかいる理由ですよね。


読んでいただきありがとうございました。最後にブログトップの応援ボタンを押してくださると嬉しいです。お互い良い一日になりますように(^^♪
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