🍞今日のパン
アメリカ南部に赴任が決まって、「こっちにいる間に絶対美味しく作れるようになろう!」と思っていたものがあります。
それは、『コーンブレッド』
「コーンブレッド」はアメリカ南部のおふくろの味
コーンパンじゃないよ!
日本では売っているところが少ないし、知らない人の方が多いでしょうね。
”ブレッド”という名前ですけど、とうもろこしを生のまま挽いた「トウモロコシ粉」と小麦粉を合わせて作るケーキマフィンのようなもので、アメリカ南部の伝統的な朝食パン。
私は、東京・品川駅に「ザ・シティ・ベーカリー」が出来た時に初めて食べ、大好きになりました!
ここに書かれているとおり、「ほんのりした甘さとコーングリッツのつぶつぶ食感」にハマってしまった💦
パンでもスコーンでもなく「ビスケット」!
南部の映画には、黒人のメイドさんが朝食用のコーンブレッドやビスケット(スコーン)を作るシーンがしばしば出てきます。
『アメリカンビスケット』と言ったら、、、
日本人がイメージするのはケンタッキー・フライド・チキンでしょう!
パンでもスコーンでも無い独特な食感の「このビスケットが好きでKFCに行く」、っていう人がたくさんいると思うんですよね~。美味しいよね😋
本場の味は想像以上😭
これは、アメリカで有名なチェーンレストラン「クラッカー・バレル」のコーンブレッドとスコーンです。
結局、「本場に居ても自分の理想には巡り合えない」という結論に至りました。
南部の町の至る所にあるこの「クラッカー・バレル」はオールドカントリースタイルの外観とトラディショナルな南部料理のファミリーレストランで、ここで出されるメニューはまさに”ザ・南部”のテイスト。
アメリカに来て初めて行ったレストランがココでした。
食べ放題?なくらい山盛りのコーンブレッドとスコーンが出てきた!!😍
私の舌👅には、シティ・ベーカリーのコーンブレッドとKFCのビスケットしかインプットされてなかったので、、、
一口食べて衝撃を受けました。
コーンブレッドもビスケットもしょっぱい!
コーンブレッドはボソボソ、ビスケットはもごもごして喉を通らん!
これは、元祖アメリカのKFCのビスケット!
そう、
アメリカ在住者の常識
「ケンタッキー・フライド・チキンは日本の方が遥かに美味い!!!(チキンも含めて)」
こちらは、市内の大学の料理教室で習った「ケイジャン・コーンブレッド」
コーンブレッドとビスケットの合いの子みたいな感じで、味はケイジャンらしくややスパイシー。なんかよくわからない食べ物でした。。。
今でこそ”アメリカあるある”とわかりますが、、、
日本にある「アメリカの味」は、日本の味です。
理想のコーンブレッドを求めて、、、
そもそもこっちのコーンブレッドとかビスケットって、原則として塩辛い。
これは多分、暑い南部で肉体労働をしていた黒人の食事だったからなんだろうな。
その証拠に、NYあたりでは、コーンブレッドとビスケット(スコーン)のどちらも甘いお菓子的になっちゃってる。
コーンブレッドの「甘い/塩っぱい」は、アメリカ国内でも正解はどっち?的なブログ記事がいっぱいあって面白いです😅
しかたないので自分で創作することにします。
初作↑はそこそこ美味しくできました。しばらく試行錯誤してレシピを完成させたらご披露します。
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