7月31日付ニューヨークタイムズの記事から
赤が濃いほど『学校の感染リスクが高い』ことを示したマップです。
Source: Lauren Ancel Meyers and Spencer Fox, the University of Texas at Austin; Michael Lachmann, Santa Fe Institute
ミシシッピ州は感染の広がった地域から小出しにマスク着用令が出されていましたが、8月4日にやっと全州で義務となりました。
”個人の自由を重んじる”共和党知事としては「本来このような命令を出したくないが」と前置きした上でのマスク着用令です。
これだけマスクマスクマスクマスクマスクと言い続けても、未だ「義務じゃないからしない」という人が一定数いる。
結果、ミシシッピ州は全米50州でワースト5の感染率です。
ここのところ、毎日報告される死亡者数が30人とか50人とか、尋常じゃない数になってきました。。。
そもそも病院の数も少ないので、もうパンクしてるんでしょう。
そんな中でも、ミシシッピ州は一部の学校が始まりました。
『先週7月27日に再開した学校で数名の生徒とスタッフに感染が見つかり、
濃厚接触のあった116人を14日間の自主隔離にした』
と早々にニュースになりました。
ローカルニュースの続報ではその後も感染者が出続け、5日現在で計7名だそう。
昨日・今日でさらに多くの学校が再開しました。
こんな風にならないで欲しいですね。
今、アメリカは検査の数が増えすぎて、
検査の予約に数日+結果待ちに数日、
結果がわかるまでに一週間かかることもあるそうです。
感染者が見つかるたびに大勢を14日間もの自主隔離にしていたら、
授業も学校もすぐに成り立たなくなるでしょう⁈
子供たちは大した症状が無かったり無症状が多いと聞くので、
それだったら”感染病棟”のように校内を区切って学校生活を送れるようにした方が
ずっと健全なんじゃないかと思うのですけど。。。
学校の感染リスクが高いのは当然のこと。
それを前提として、
子供たちから社会に広げないためにどういう対策が必要かを、
もっと考えるべきなんじゃないかと思う。
と
私がこんなところでつぶやいてても何の役にも立たないんだけど(笑)
最近話題になっている、
校長先生が作ったコロナ感染対策ビデオ
アメリカらしい😆
学校再開と感染の問題には、アメリカの格差構造も大きく影響しているそうです。
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