赤と青、真っ二つに分断した主義主張は接点が見いだせず、アメリカ政治はほとんど機能不全なんじゃないですかね???政権が変わる度に振り子は反対側に振り切れる。私が感じた『アメリカの硬直化した古さ🔗』って、このせいなのかな。ジグザグ横に振れているからちっとも前進しない。。。
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毎日ニュースを見ていると、矛盾だらけで頭が混乱してきます。。。
物事をきちんと理屈立ててロジカルに理解したい私には、アメリカという国は難しすぎる。
「コロナパンデミックは民主党がトランプ政権を攻撃するためにでっち上げたニュースで本当はコロナなんてもう消えている。見ててごらんなさい、バイデンが当選したらコロナは無くなるから」「ワクチン開発だってトランプのおかげなのに、バイデンが勝ったら急に表に出てきた。民主党の陰謀よ。」日本人でもこういうことを本気で信じている人がいてちょっとビックリ👀しました。。。
私には無理無理無理、リカイフノウ、頭が壊れそう。。。😱
”アメリカ建国の理念は理想とファンタジー”と皮肉られる理由が何となくわかってきた。自分の側に都合の良い解釈をする。まるで反対側には誰もいないかのように。。。
アメリカって民主主義を掲げた国じゃなかったっけ?民主主義ってなんだっけ???
アメリカ国務省のウェブサイトに民主主義の原則が書かれていました。⇒ 🔗
一部抜粋します。
民主主義国は、全権が集中する中央政府を警戒し、政府機能を地方や地域に分散させる。それは、地域レベルの政府・自治体が、市民にとって可能な限り身近で、対応が迅速でなければならないことを理解しているからである。民主主義国は、すべての市民に対して開かれた、自由で公正な選挙を定期的に実施する。民主主義における選挙は、独裁者や単一政党の隠れみのとなる見せかけの選挙ではなく、国民の支持を競うための真の競争でなければならない。民主主義社会は、寛容と協力と譲歩といった価値を何よりも重視する。民主主義国は、全体的な合意に達するには譲歩が必要であること、また合意達成が常に可能だとは限らないことを認識している。マハトマ・ガンジーはこう述べている。「不寛容は、それ自体が暴力の一形態であり、真の民主主義精神の成長にとって障害となる。」
大きな政府(中央集権)を嫌い、地方分権と個人の自由選択の権限を最大化しようとするのが共和党の政策。そのために選挙制度も投票の管理も各州・各郡に任せるなら、その結果も甘んじて受け入れるのが『正』でしょう。負けたら「そのやり方は不正だ」って。。。それ有り???(疑わしきを訴える権利も有るんだろうけど。)民主主義国家が選挙を否定したら根幹が崩れるよ。『寛容と協力と譲歩』。。。共和党に見せたい。
もはやトランプさんはどうでもいい。悔しいからジタバタしてるだけだし「最後まで諦めない」のがトランプ家の家訓だそうだから。彼にはジタバタする権利も時間もある(まだ全結果が確定してない)。
今回の選挙で民主党はより公平な選挙手段を味方につけた。そのおかげでジョージアやアリゾナで逆転できた。テキサスでさえ惜しかった。
平日に仕事や学校を休んで炎天下だろうと極寒だろうと何時間も並ばなければ投票できない選挙は、農家や退役軍人に有利でオフィスワーカーや学生や高齢者や女性に不利。郵便投票ならもっとたくさんの人が投票できる。公平な選挙ができる。
今回の選挙結果を受け入れることは、共和党にとっては自分たちの”特権”を失うことを意味します。事実、ミシシッピ州の知事は選挙の後すぐに「ミシシッピでは郵便投票を広く実施することはしません」と釘を刺しました。郵便投票(≒公平な投票手段)を「否」とする根拠を見出さないと、この先の議員改選も州知事選挙も勝てなくなる。。。(郵便投票という手段が良いか悪いかは別問題)
不思議なことに、共和党が民主主義で、民主党が共産主義、って言われてたりするの。。。
それっておかしくな~い?????
政治的な主義主張には興味ありませんが、客観的に見てロジックがおかしいよ、、、
アメリカで暮らすなら、政治に熱心になるか、政治を諦めて経済に生きるか、どっちかなんだろうね。私はきっと後者だな。矛盾とファンタジーの中では生きられない。。。
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