米南部の特産品であるPecan Nuts(ペカンナッツ/ピーカンナッツ)はこれから収穫期を迎えます。ルイジアナ州ニューオリンズには『Praline(プラリネ)』と呼ばれる甘~いペカンナッツを使ったスイーツがあります。
Praline(プラリネ)とは本来「砂糖掛けしたナッツ」のことですが、”ニューオリンズスタイルのプラリネ”はシャリシャリとした食感のキャラメルでからめたもの。
Louisiana Pecan Praline(ルイジアナ ペカンプラリネ)
ミシシッピの大学の料理実習で習ったレシピです。写真は教室で実際に私が初めて作ったもの。初見の英語のレシピを読みながらでも簡単にできました。
煮詰めたキャラメルの温度を測るための温度計🌡が必要です。
🍪材料
ペカンナッツ(ピーカンナッツ) | 100g | ||
グラニュー糖 | 200g | ||
ライトブラウンシュガー | 100g | ||
コーンシロップ | 小さじ1 | ||
エバミルク | 120㏄ | ||
有塩バター | 大さじ2 | ||
バニラオイル | 小さじ1 |
※ライトブラウンシュガーは三温糖かグラニュー糖でOK
※コーンシロップ(コーンスターチから作られる液糖。日本でも買えます)は無くても出来ますが、砂糖が結晶化しやすくなります。
🍪作り方
①ペカンナッツをローストしておく。
②鍋にグラニュー糖、ライトブラウンシュガー、コーンシロップ、エバミルクを入れて弱火でかき混ぜながら砂糖を煮溶かす。
③火を強め、かき混ぜ続けながら沸騰するまで加熱する。
④沸騰したら火を弱め、239℉(115℃)になるまで加熱する。
⑤すぐに火から下ろし、バニラとバターとナッツを加えてかき混ぜる。
⑥ヘラを使って2〜3分強くかき混ぜ続ける。温度が下がるに従って粘りが出て、ツヤがなくなってくる。
⑦粘度がついてきたら、スプーンですくってシリコンマットかベーキングシートの上に落としてみる。薄く流れていくようならもう少しかき混ぜ続ける。
⑧スプーンにくっついて落ちないくらい硬くなってしまったら、お湯を小さじ半分から1杯加えてよく混ぜて硬さを調整する。
⑨完全に冷めて固まったら完成。
ニューオリンズはじめアメリカ南部のスイーツショップにはたいがい置いてある定番ローカルスイーツです。甘い!!!😄 ですが、ニューオリンズスタイルの濃いコーヒーにとってもよく合います。
ルイジアナの隣、テキサス州にもテキサススタイルのプラリネがあります。
ニューオリンズのプラリネは冷えると固まってキャラメルと砂糖菓子の間くらいの食感ですが、テキサスのはもっとキャラメル寄りで冷めても完全に固まらず”チュウイー”な食感。
0 件のコメント:
コメントを投稿