🔰50代の生き方
春に帰国してすぐに母が入院、その後自宅介護となり、本帰国からの数か月はいつ実家から呼び出しがあるかわからない”スタンバイ”な状態で、気持ち的にも先の予定を立てる気になりませんでした。
本帰国して半年弱、昨日は「涼しくなったらみんなでご飯を食べに行きましょうね!」と声をかけてくれた友人知人とようやく再会することができました。ぜんぜん涼しくなかったけど😆
何というか、”ひと段落した”と感じられるようになったこの頃です。
渡米直前までお仕事をさせていただいていた会社の皆さんと、東京日本橋にて。
帰国後初めて電車に乗って東京まで行きました。緊張した😅 私はパニック発作もあるし、そもそも出不精なので、東海道線のようないつも混んでいる長距離電車に乗るのは苦手意識があります。
ありがたいことに、大手企業で女性管理職として働く皆さんから「また一緒に働きませんか」と声をかけていただきました。ありがたや。実はロシアから帰国した時も元上司からお誘いをいただいたんですけど、その時も心からありがたいと思いつつお断りさせていただきました。
都心への通勤は大変です💦仕事が楽しく、自分に気力体力もあって、収入を得ることへのモチベーションも高く、通勤がルーティンになっている時は、大変と思いつつも続けていけます。でもいったんそこから遠のいてしまうと、そのエネルギーを再度沸き立たせるためには強い動機が無いとなかなか難しいです。特に私のように電車に乗るのがそもそも苦痛だったりすると余計。。。
私の場合、ロシア駐在の前と後のギャップがすごい😅 それを知っている友人から「早期リタイア」と言われ、「傍からはそう見えるのか、、、」と苦笑い。自身でそう思ったことはなかったので。
私自身は”早期リタイア”に何の後悔も心残りも無く、こうしてまたみんなと再会できるのは楽しいばかりですが、伴侶の転勤や海外駐在に伴って自分のキャリア変更を余儀なくされた方々の中には、自身の人生設計が意のままにならなかったことに後悔することも少なくないのかもしれません。心の整理をどうつけるのか、、、難しい問題ですね。
「早期リタイア」と表現した彼女から「どうしてそんなに吹っ切れてすっ飛んでるんですか?」とも聞かれました😂😂😂
改めて考えたことはなかったですけど、新しいことに臆することなく楽しもうと思っていたからかもしれません。自分が本当に好きなことならどこでもできる、新しい環境でならもっと面白いかもしれない、そんなことを思いながら続けていると、それは仕事を続けていなくてもキャリアとなって積み重なっていく。人生の折り返しを迎えて、最近はそんな風に思います。でもそれって過ぎてみて初めてわかること。30代、40代で自分の進む道に悩む人たちにそういうアドバイスができる女性の先輩がもっと増える日本社会になってほしい。自分はそうありたいと思いながら少しずつ日本社会に復帰しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿