🍔今日のアメリカ
大統領選を前に本格的にややこしくなってきた。
直接的には関係無い大統領選の駆け引きの影響を受ける羽目になって、日本製鉄はいい迷惑でしょうねぇ。。。
日本製鉄もUSスチールも何とかして労働組合の反対を収めたい。日鉄は、税金も賃金も安く企業にとって”住みやすい”テキサスから、労組が強いピッツバーグに本社を移すと約束してアメリカとUSスチールの”歴史”に敬意を示す。
日本製鉄は19日、米鉄鋼大手USスチールの買収完了後、日鉄の米国本社を現在のテキサス州ヒューストンからペンシルベニア州ピッツバーグに移転する計画だと明らかにした。ピッツバーグにはUSスチールの本社がある。
USスチールは4日、日本製鉄による買収が成立しなかった場合、製鉄所を閉鎖し、本社をペンシルベニア州ピッツバーグから移転する可能性があると表明した。数千人の雇用と地域経済に影響が出るとしている。会社として業績や雇用に直結する条件を示し、日鉄による買収を成立させる意思を示す狙いがあるとみられる。
USスチールは買収に横やりを入れる米政府に「邪魔するともっと酷いことになるよ」とクギを指す。
民主党政府が買収反対を強くアピールするわけ。
日本の正午のニュースを見た直後の、アメリカCNNの夜のニュースがこれ。
大統領選の激戦州ペンシルベニアの現時点の世論調査。トランプvsハリス 47%:47%の互角だそうです。そして、そのうちの15%はまだ「確定ではない」と答えた、と。
ハリスさんの訴求は「中間層を守る」です。それはここで働く労働者階級のこと。この15%を失わないために、バイデン大統領は「USスチールの買収を阻止する」と言わねばならぬ。さらには「国家安全保障上のリスクもたらす」とまで言って日鉄を脅しにかかっているとか。。。
真剣勝負の企業買収に、大統領選のつばぜり合いが茶々を入れる。会社側にしてみたら「いい加減にしてくれ!!!」と言いたいところでしょうねぇ。この買収がもし失敗したら、アメリカの鉄鋼業界はもっと面倒くさいことになるらしいです。
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