🍞今日のパン
アメリカのホームベイカーさんたちに人気の「ハラー(ハッラー)」と呼ばれる編みパン。先日、ブリオッシュ生地を仕込んだついでに私も作ってみました。
アメリカの編みパンはユダヤのChallah bread(ハラーブレッド)
これも、サワードウブレッドのクープ”パッカン”とはまた別の意味で達成感があるし、生地を細く伸ばしたり編んだりする作業には少し慣れや技術が必要なので、パン焼き初心者さんたちには”憧れ”のパンなのかもしれません。
編みパンを作る前にはいつも教本を見ながら何度かシミュレーションします😅 紐編みと違ってパン生地はすぐにくっついてしまうので編み直しができないから。一発勝負!
プロの技もお見せしましょう。
この方はプロのハラーアーティスト。
ヨーロッパの編みパンはZopf(ツオップ)
実は、Challah(ハラー)という名前はアメリカで初めて聞きました。
私が習った編みパンの名前は「Zopf(ツオップ)」。つい最近まで、編みパン=ツオップだと思っていました。
日本のパン学校の資料を切り抜きさせてもらいました。どちらも宗教に関連するところが共通しています。
パン学校の資料では「ホーラ」となってますが、ハラーのことでしょう。
詳しい人に、二つの違いをどういう風に認識しているのか質問してみました。
「ツオップはいわゆる編みパンのことを指し、特にリッチなものをバターツオップという。ハラーは乳製品を使用しないのでバターの代わりに植物油を使う」
という回答でした。
ユダヤの人たちは肉と乳製品を同時に食べないことから、ハラーには本来は牛乳やバターを使用しない。また、トッピングにケシの実やゴマをつけるのもハラーの特徴。
(パン学校のレシピにはバターが使われていますが、、、)
私が作ったふわっふわのブリオッシュタイプは本来はツオップってことです。でもアメリカの人たちもバターリッチな生地で作ることもあって、それは「ブリオッシュ・ハラー」と呼ばれてます。
このバター&卵リッチなふわふわハラーで「フレンチトースト」を作るんですよね、アメリカの人は、、、太るに決まってる😩
ユダヤ教に関連するハラーの由来は理解しつつも、編みパンを北米ではChallar、ヨーロッパではZopfと呼ぶ、という捉え方で良さそうです。
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