ミシシッピーには教会がものすごくたくさんあります。
人口当たりの教会数が国内最多らしいです。
知見が無くて宗派とか詳しいことはよくわかりませんが、キリスト教プロテスタント派が主流だそうで、中でもこの「バプテスト教会」(綴りから言って”バプティスト”だと思うんだけどなぜか日本語では”バプテスト”なのよね)が最も目につきます。
当然、人々は非常に信心深く、日曜の朝は多くの人が美しい身なりで礼拝に行きます。
安息日である日曜日は休みの店舗が多く、カフェやレストランも閉まっている店が多いし、やっていても早い時間に終わってしまう。
観光地の教会を訪れることはあっても、地元の人たちが日々集う教会はやはり特別な場所で興味本位で立ち入ったりはできません。多くの日本人はそうでしょう?
そんな教会にお邪魔させていただく機会がありました。
教会でパペットショー(人形劇)をするので見に来ないか、と声をかけていただいたのです。
折角のお声がけですから行ってみましょう、と自分たちだけにしておけば良かったものを、おせっかいな私の悪いくせ、人形劇ならお子さんも楽しめるかななんて思って他のご家族にも声がけし、みんなで出かけていくことになりました。
しかし。。。浅はかでした~
日曜日の教会です。ただ子供向けの人形劇をする場ではありませんでした💦
日本人がぞろぞろとやってきたので、地元のおじいちゃんおばあちゃんたちはたいそう歓迎してくださいましたが、そこはまさしく教会でした。
讃美歌?が始まり、牧師さんのお話があり、20分ほど経ったころにやっとかわいい人形が出てきてちょっとした寸劇をし、また牧師さんが出てきて本格的な説話が延々続き、、、聖書に基づく道徳的なお話を我々ごときが英語で理解できるハズもなく、、、大人も子供も憮然茫然。御浄財用の小銭も持ってないし。何となく終わったっぽいタイミングでそそくさと退散。。。
結局、人形劇は途中の寸劇のみでした。。。
期待させた子供たちには本当に申し訳なかったー
そんなわけで当初の想定とは違ったのですが、アメリカの人々が神を信じ心の安寧を求めにやって来る場所がどんなところか、少し体験することができました。ざっくり言うと、お寺と同じでした(笑)。讃美歌≒念仏、説法があって読経があって。
いろいろな意味で勉強になったので良しとしましょう。
後日、誘ってくださった方にジャパニーズスイーツを作って御礼(お詫び)しました。
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